心のバリアフリーとは
「心のバリアフリー」とは、偏見や固定観念など私たちの心の中に潜む目に見えない壁をなくし、年齢・性別・障害・国籍の違いに関わらず、誰もが住みやすい真のバリアフリー社会を実現するためのテーマです。
障害を持つ人たちがよりよい社会生活を送るために掲げられた「バリアフリー」は、今では日常的に使われる言葉となりました。
しかし、私たちがバリアフリーという言葉を使う時は一般に、道路の段差をなくしたり、建物にエレベーターをつけたりと、設備面の整備だけを意味することがほとんどです。
そのような「形のバリアフリー」だけでは、本当に障害を持つ人たちが住み易いまちづくりを実現することは難しいと思います。
なぜならば、形のバリアを取り除くことではなく、障害を持つ人たちがその障害を意識することなく、他の人たちと同様に社会生活を送ることこそ、「バリアフリー」の最大の目的だからです。
どんなに「形のバリアフリー」だけ整えても、そこに「心のバリアフリー」がなければ意味はありません。
「形のバリアフリー」はあくまでも「心のバリアフリー」の結果なのです。
逆に、「心のバリアフリー」がなされていれば、「形のバリアフリー」が不十分であっても、障害を持つ人たちの心の満足につながるようなまちづくりが出来るはずです。
また、「心のバリアフリー」は、障害を持つ人たちだけのテーマではありません。
私達の社会には、年齢・性別・国籍の違いに基づく様々な差別や偏見が存在しています。
「心のバリアフリー」によって、そのような目に見えない壁をなくして行くことも大切だと考えています。
「心のバリアフリー」はまだまだ新しいテーマです。目に見えない壁を見つけ、どのようにしてなくして行くのか、難しい問題を多くかかえています。
だからこそ、みなさんと共に考え、話し合うことが必要なのです。
「心のバリアフリー」には専門家はいません。「形のバリアフリー」のように、一部の専門家の意見によって一方的に進められることはありません。
市民のみなさん一人一人が意見を出し合い、お互いを理解し、将来に向けてのよりよいまちづくりを考えることが、「心のバリアフリー」に向けての第一歩だと考えています。
このホームページがみなさんの交流の場として、幅広く活用して頂けたら幸いです。
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